京都私立西陣中央小学校正門 京都私立西陣中央小学校グラウンド

※教育委員会制作パンフレットより抜粋
■西陣中央小学校の施設計画

 西陣中央小学校は、小規模校の子供たちにより良い教育環境をという地元・保護者の方々の教育に対する熱い思いが長年のご尽力の末に結実し、成逸・西陣・桃薗・聚楽の4小学校が統合して開校した学校です。
 学校施設については、統合の経過を踏まえて、子供たちにとっては<楽しく夢と希望に満ちた、魅力ある学校>とするとともに、地域の人々には<生涯学習の場となり、心の拠り所となる開かれた学校>とすることを基本に計画しています。


<施設の主な特徴>
学校の第一印象となるエントランスホールは、3階までの吹き抜けとし、空間的な広がり、楽しさを感じさせるとともに、4層吹き抜けの中央階段のスペースを利用して、「フーコーの振り子」を設置しています。また、校舎の外観については、周辺の景観や街並みに配慮しています。
各階ごとに普通教室と一体的にオープンスペースを設けパソコンを配置するとともに、展示や集会等諸行事に活用できる多目的ホール、西陣織の織機を設置した展示コーナーを設けるなど、多様な教育に対応できるゆとりのスペースを確保しています。
敷地をできる限り有効利用するため、体育館(2階)やプール(4階)の重層化を図り、グランドは、直線50m、一周100mの走路を確保しています。また、学校園は校舎西側のサンデッキに設け、1階は駐車スペースとして活用しています。
  プールは開閉ドーム式とし、使用期間の延長を図っています。
  体育館は、バレーボールコート2面を確保できる広さとし、文化活動も可能なように
  室内環境の充実を図り、地域開放にも備えています。
都心部の環境等に対応し良好な学習空間を確保するため、普通教室、特別教室、管理諸室を対象に冷暖房設備を設けています。また、身体障害者用のエレベーターを設置しています。
地域に開かれた学校とするため、地域開放用玄関を設け、会議室・和室・ランチルーム・体育館等可能な限り学校施設の開放を図っています。


■西陣中央小学校の施設概要

敷地面積 7,340 u
建物 鉄筋コンクリート造 地上4階建
述べ床面積 8,484 u
普通教室 15室
特別教室 理科室、音楽室、図工室、家庭科室、図書室、
コンピュータ室、 多目的ホール、和室
管理諸室 校長室、職員室、保健室、事務室、管理用務員室、会議室等
給食室 ランチルーム、厨房等
体育館 フロアー 22m×32m
プール 25m×6コース 開閉ドーム型
グラウンド 50m直線 100mトラック4コース 夜間照明4基


■京都市立西陣中央小学校の誕生

 京都市立西陣中央小学校は、世界に名だたる『西陣』の中心に位置する成逸・西陣・桃薗・聚楽の4小学校が統合して平成9年4月に開校した小学校です。新校舎建築期間中、西陣小学校と桃薗小学校が西陣小学校の跡地で2年間の一次統合を行いました。
 統合した4小学校は、いずれも明治2年、全国に先がけて町衆の力によって『番組小学校』として開校した歴史と伝統を誇る学校であり、長年地域の方々から学区のシンボルとして親しまれてきました。しかし、年々児童が減少していく中で、子供たちの教育を第一義に考えられた地域の方々のご英断によって統合することとなり、西陣中央小学校は誕生しました。
 西陣中央小学校は、地域の方々の熱い教育への期待を担って、子供たちの将来を見据えて『自ら向上する力と多くの人と協調する心』を培うことを目指し、教職員一丸となって教育活動を展開しています。


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