プロサッカー選手が子どもたちにサッカーを指導する「スポーツアカデミースペシャル」。日本プロサッカー協会の掲げる「Jリーグの百年構想」のもとに、「地域に根ざしたスポーツクラブ」となるための取り組みの一つとして、子どもたちの健康および心身の発育に寄与することを目的として、毎月2回程度、教育委員会や各小学校との連携のもとに実施されています。
2002年9月2日の「嵯峨野小学校の芝生完成式典」にご出席いただいた日本サッカー協会会長の川淵三郎氏のお話をきっかけに、子どもたちの念願だった「サッカー教室」が実現しました。
このサッカー教室は、校庭芝生化完成記念行事として開催されたもので、ご近所さんやPTAのみなさんもサッカー授業の参観に訪れました。
授業の前半は、北側運動場で、プロ選手たちの指導のもとにリフティングやヘディングに挑戦した子どもたち。間近で見る選手たちの鮮やかなボールさばきに、思わずため息がもれます。
後半は、緑鮮やかな芝生が拡がる中庭に移動して、選手らによるデモンストレーションにが繰り広げられました。子どもたちのリクエストに応えて、ペナルティ・キックやコーナー・キックの再現、オーバー・ヘッド・キックまで飛び出しました。ゴールに飛び込むボールのあまりのスピードに、子どもたちの目は釘づけです。 |