|
|
2001年の京都経済同友会北欧産業視察で、北欧諸国の全ての校庭が芝生化されて
いるのを見て、私たち一行は驚嘆しました。「日本のグラウンドは砂漠だ。これでは子ど
もたちの心も乾く」との思いで、「京都の小学校の校庭を芝生化しよう」がメンバーの合言
葉になりました。それから間もなく、「校庭芝生化プロジェクト」を立ち上げました。そして
2002年8月には「ＮＰＯ芝生スクール京都」が発足し、同時に進行していた京都市立嵯峨
野小学校の校庭芝生化が完成し、京都市では最初の芝生モデル校が誕生しました。
本年度（2013年）には20校目が出来上がります。京都市立学校の芝生化に取り組んで
10年が経過した今、これまでの成果を検証し、全国で取り組まれている校庭芝生の情報
を共有して、校庭芝生化のさらなる効率化と拡大を目指すために京都市教育委員会との
共催で「校庭芝生サミット京都大会」を開催することが出来ました。関係各位のご協力と
ご努力に感謝致します。
（ＮＰＯ芝生スクール京都理事長 細見吉郎）
主催 ＮＰＯ芝生スクール京都
共催 京都市教育委員会
|
ＮＰＯ芝生スクール京都が京都市立学校の芝生化に取り組んで10年が経過致しました、
この間に芝生モデル校も２０校となりました。
この夏、10周年記念の事業として「校庭芝生サミット京都大会」を以下の通り開催致しま
した。
日時 平成25年8月8日(木)～9日(金)
場所 ８月８日 京都市立堀川音楽高等学校ホールにて
８月９日 芝生モデル校５校見学会
こどもパトナ→嵯峨野小学校→桂川小学校→呉竹総合支援学校→藤森中学校
参加者数 ： 北は北海道より南は福岡県までの２１都道府県より、総勢２００名弱の
参加を頂きました。
【一日目】
会場 堀川音楽高等学校 （葉加瀬太郎ほか多くの有名音楽家が輩出しています）
 |
受付風景 全国各地より参加頂きました
 |
会場ホール 300名収容の立派な施設、設備です
 |
【セレモニー】
門川大作市長挨拶
（ビデオメッセージにて祝辞を頂きました） |
生田義久教育長挨拶
（教育委員会の意気込みを感じました） |
細見吉郎理事長挨拶
（あっという間の10年でした） |
【基調講演】
「校庭芝生化がもたらすもの」（緑の芝生が子どもたちに与える好影響は大きい）
鈴木直人氏 同志社大学文学部心理学研究室教授 |
【報告】
「東京都における校庭芝生化の現状と今後の計画」
（2020年東京オリンピック招致が決まり、東京都の校庭芝生化に
ますます拍車がかかります）
小原 昌氏 東京都教育庁地域教育支援部義務教育課長 |
「大阪府における校庭芝生化の現状と今後の計画」
（橋下徹大阪市長の強力なバックアップで、
校庭芝生化の達成率が公募区長の評価になることに）
西崎優子氏 大阪府環境農林水産部みどり・都市環境室みどり推進課課長補佐 |
「京都市における校庭芝生化の現状と今後の計画」
（東京都、大阪府の行政主導に対して、京都市はＮＰＯ主導の活動。
少ない予算で効率的な芝生化が出来ていると自負）
中川洋一 芝生スクール京都事務局長
・ＮＰＯ芝生スクール京都の歩みと活動
・ＮＰＯ育成校庭芝生専用品種「ペレニアルライグラス」の発表
（芝生の品種改良まで行っている） |
【パネルディスカッション】
・パネラー 鈴木直人氏、小原 昌氏、西崎優子氏
 |
山下正弘氏（京都市立桂川小学校元校長）
 |
藤谷 徹氏（京都市立藤森中学校教諭）
ラグビー部顧問で全国制覇を目標に？
 |
・進行 細見吉郎 （芝生スクール京都理事長）
 |
【二日目】
モデル校の見学会
こどもパトナ
京都市教育相談総合センター【こども相談センターパトナ（略称「こどもパトナ」）】は，
平成15年4月に開所した総合的な教育相談機関です。 子どものなやみや親の気がかり
を受け止める「教育相談（カウンセリング）」と「生徒指導」部門を集約するとともに，不登
校の子どもたちの活動の場である教育支援センター（適応指導教室）を一体化した全国
初の施設でもあります。
嵯峨野小学校 第一期モデル校 2002年9月完成
桂川小学校 校庭脇の部分を芝生化、良い状態が出来ている
呉竹総合支援学校 生徒たちが主体的に管理して良い状態
藤森中学校
主にラグビー部やサッカー部が使用、土と違い柔らかいので怪我の心配も少なくて
思い切ったプレーが出来ると好評
NPO芝生スクール京都事務局(2012年5月移転)
(住所） 〒605-0004 京都市東山区大和大路通三条下る東入若松町393
（元有済小学校内）
地下鉄東西線三条京阪駅・京阪電車三条駅スグ
(電話) 075-541-5567
(FAX) 075-541-5570
(メール） npossk@vega.ocn.ne.jp
|
|
|
